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一郎物語〜究極のレシピ〜

1 :困った時の名無しさん:02/06/03 23:25
このスレのテーマは、
皆さんが一郎となって究極のレシピを探し当てることです。
物語はあなた方の好きなように展開して行きます。
職業も、年齢も、その人格さえも・・・
では、そろそろ始めましょうか。

「一郎、一郎・・・」

2 :困った時の名無しさん:02/06/04 00:12
↓このスレどうします?

3 :困った時の名無しさん:02/06/04 00:20
母「これ一郎!今日は、お城に行く大切な日。寝坊するとは何事ですか!」

小鳥のさえずる、いつもの朝。しかし僕だけが、いつもと違っていた。
そう、それは一ヶ月前のことだった・・・

4 :困った時の名無しさん:02/06/04 03:50
一ヶ月前…
あの日も、いつものように小鳥がさえずり、朝日はどこまでもまぶしく輝いていた。
僕はいつもの時間、いつものように目を覚まし、母さんが作るサンドイッチを食べ、
食後にブランデーを楽しむ。そんなどこにでもある朝のひとときを過ごしていた。

ただ…この日の母さんは少し様子がおかしかった。
「そういえば、一郎はもうすぐ16になるのね」
「急にどうしたの? 僕の誕生日なんて、まだ二ヶ月も先の事じゃないか」
「そうね…でも、こういう事は早い方がいいかなって」
「なんだよ母さん。もったいぶっちゃって」
「一郎…わたし自身まだ気持ちの整理がついていないけど、
あなたを一人の大人と思って、この事を話すわ。一郎…あなたには…」

その時、玄関の扉が激しく打ち叩かれた。
「一郎! いるのか一郎! 大変な事になった! おまえの父ちゃんが…!」
次の瞬間、母の表情が真っ青になった。
あまりの出来事に、僕の頭の中は真っ白になる。
ドアの向こうでは村人が、カンダタが、カンダタが死んだと、
父の名を何度も何度も叫んでいた。

5 :困った時の名無しさん:02/06/04 22:56
自分は勇者オルテガの息子ではなく、盗賊カンダタの息子だという
衝撃の事実にしばらくもやしも喉を通らなかったが、よく考えれば
子分がついているのでもしかしたら生き延びているかもというかすかな
願いに思いを託す一郎であった・・・

6 :困った時の名無しさん:02/06/04 23:23
「おれは盗賊カンダタの息子・・・」
彼はどうしても腑に落ちなかった。
いつの日か父が見せてくれたモノクロ写真。
そこには確かに凶悪なドラゴンと対峙する父の姿があった。
覆面マスクと怪しげなパンツ。
かれはその写真を見て一喜一憂した。
しかし、なぜその写真がモノクロなのか、それを理解するには一郎は
まだ若すぎた。
父は大魔王と戦っているのだと信じて疑わなかったあの頃。
そう、あの頃・・・実際には父はホイミスライムと戦っていたとでも
言うのか?

7 :困った時の名無しさん:02/06/05 05:17
 母キヨ美の証言
「ええ……パパが死んだって聞かされてから、あの子すっかりふさぎ込んじゃって。
 お酒の量は増えたし、『実際には父さんはホイミスライムと戦っていたのか……?』
 なんてつぶやいたりするし。本当に心配でした。あの時話すつもりだった事も、
 すっかり機会を無くしちゃって――ええ、まだ一郎には話してません。
 あれからいろいろ考えたんですけど、やっぱり、
 一郎がもう少し大人になってからあのことは話そうと思います。
 けど、パパの死体が見つからないって事を聞いてからは、
 まだ生きているかもしれないって希望を持ったみたいで、少しずつ昔の一郎らしくなってきたんです。
 ちょうどそんな頃に、例のお城のお触れが出たんですよ。
 王様が満足する料理を作った者には、どんな褒美も思いのままだっていう、あのお触れが。
 一郎ったら、それを見るなり『母さん。僕が王様の願いを叶えて、それでこういうんだ。
 父さんを探してくださいって。王様の力があれば、きっと父さんも見つかるよ』って言い出して――
 パパ譲りなんでしょうか。あの子、昔から言い出したら聞かないんです。
 料理の腕ですか? ふふ――やっぱり、これも血なんですね――パパに良く似て、あの子、
 料理はすごく上手なんです……ごめんなさい、親バカだなんて思わないでくださいね。
 でも、あの子の真剣な目を見ていると、ひっょとするとって思っちゃうんですよ
 ……やっぱり親バカね。わたしったら。」

8 :困った時の名無しさん:02/06/07 01:51
航宙漁船“レダII”で消息を絶った父。一郎は父が直前に姉に会っていたことを知った。
宇宙暦796年、帝国暦487年 一郎は老いた母親を残し、帝都に居る姉のもとへ旅立つ。
次回「永遠の夜の中で」銀河の歴史が、また1ページ

9 :困った時の名無しさん:02/06/07 15:22
姉は圧制を続ける帝国軍に対しレジスタンスを結成、日夜軍勢を
まとめ、自らも前線へ出て戦う日々を送っていた。
彼女が親の意に背き帝都に居続けたのにはそのような訳があったのだ。
しかし彼女は父親のことについては何一つ語ろうとはしなかった。
「すべては運命なの・・・だからこそ私は運命に歯向かうの」
料理人・一郎の頭からその言葉が離れなかった。
彼女の乗った宇宙船が帝国軍に狙撃され、撃沈されたという知らせが入った
のはその日の夜だった・・・

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